肩こり・腰痛がなかなか抜けないとき|痛い場所だけでなく身体全体を見る

※この記事は2026年に内容を見直し、現在の福粋の考え方に合わせて更新しています。

肩こり・腰痛がなかなか抜けないとき|痛い場所だけでなく身体全体を見る

肩こりや腰痛がなかなか良くならない。

マッサージを受けるとその場では楽になるけれど、また戻ってしまう。

慢性的に肩や腰が重く、痛みが出たり引いたりを繰り返している。

そんな状態が長く続くと、痛みそのものだけでなく、

「このままずっと続くのかな…」
「何をしても変わらないのかな…」

と、気持ちまで疲れてしまうことがあります。

肩や腰のつらさを感じている女性のイメージ

こうした時、どうしても「肩が悪いのだろうか」「腰のどこかに原因があるのだろうか」と、痛い場所に意識が向きやすくなります。

もちろん、痛みが出ている場所を見ることは大切です。

ただ、福粋ではそれだけで答えを決めず、

今、身体全体では何が起きているのだろう?

というところから見ていきます。

肩が痛いからといって、肩だけが問題とは限りません

肩こりがあると、肩を揉みたくなります。

腰が痛いと、腰を押したり伸ばしたりしたくなります。

それで楽になることもあります。

ただ、すぐに戻ってしまう場合は、痛い場所だけでは説明しきれないこともあります。

たとえば肩がつらい方でも、身体を見てみると、

  • 首や背中にも力が入っている
  • 腕の動きに左右差がある
  • 呼吸が小さく見える
  • 身体を支える時に腰まで踏ん張っている

といったことがあります。

腰痛でも同じです。

腰そのものだけでなく、背中、股関節、脚の動き、身体の使い方などが一緒に関係しているように見えることがあります。

だから福粋では、

「肩こりだから肩」
「腰痛だから腰」

と最初から決めないようにしています。

「負担」と「回復」のバランスという見方

肩こりや腰痛が続いている時、福粋では一つの見方として、

日々身体にかかっている負担と、そこから回復する力のバランス

を考えることがあります。

たとえば、身体には毎日の生活の中でさまざまな負担がかかります。

  • 同じ姿勢を長く続ける
  • 身体を繰り返し使う
  • 睡眠や休息が少ない
  • 疲れていても動き続ける
  • 痛みをかばいながら生活する

これらがあるから必ず痛くなる、ということではありません。

同じ仕事や同じ生活をしていても、身体の反応は人によって違います。

ただ、身体が回復する前に次の負担が重なっていくと、つらさが抜けにくくなることはあります。

「どこが悪いのか」だけでなく、
「今の身体は、負担から回復できているだろうか」

という視点も、身体を見る時の一つの手がかりになります。

身体には、回復に向かう働きがあります

身体には、傷を修復したり、疲れた時に眠くなったり、力を使った後に休もうとしたりする働きがあります。

私たちは普段、それを特別なこととは感じません。

けれど身体は、毎日の中で絶えず調整を続けています。

福粋で「回復力」という言葉を使う時も、何か特別な力のことを言っているわけではありません。

身体にもともと備わっている、休む・修復する・調整するという働きを含めて、回復力と考えています。

そのため、施術でも、

「外から全部治してしまう」

というより、

今の身体が少しでも無理なく働ける状態になっているか

を見ながら進めていきます。

原因を5つに分けるのではなく、今の身体を見ます

肩こりや腰痛について調べていると、

「原因は血流です」

「自律神経です」

「骨盤のゆがみです」

「昔のケガです」

など、さまざまな説明が出てきます。

どれも、その方の状態によっては関係している場合があります。

ただ、福粋では最初から一つを原因と決めません。

その時の身体を見ながら、たとえば次のようなことを確認します。

  • どこに強い緊張があるか
  • 身体を動かした時にどこで動きにくさが出るか
  • 呼吸や姿勢がどのように見えるか
  • 日常生活でどのような負担があるか
  • 過去に大きなケガや事故があったか
  • 睡眠や休息が取れているか
  • 服用している薬があるか

ここに並んでいるものも、「原因一覧」ではありません。

今の身体を理解するための情報です。

過去のケガや事故についても、決めつけずに見ます

交通事故、転倒、スポーツでのケガ、むち打ちなど、過去に身体へ大きな負担がかかった経験がある方もいます。

そうした出来事があったとしても、

「昔の事故が今の腰痛の原因です」

と最初から決めることはできません。

ただ、現在の身体の動きや緊張を見ている時に、過去にどのような負担があったのかが参考になることはあります。

大切なのは、昔の出来事の意味を探すことではなく、

今の身体に何が表れているかを見ること

だと考えています。

薬についても、身体を見るための情報の一つです

お薬を服用している方もいます。

福粋では、薬を良い・悪いという見方はしません。

また、自己判断で薬をやめることもおすすめしていません。

気になることがある場合は、医師や薬剤師へ確認してください。

施術の際には、現在どのような薬を服用しているかも、身体を見るうえでの情報の一つとして伺うことがあります。

それも含めて、今の状態を整理していきます。

「自律神経の乱れ」で終わらせない

肩こりや腰痛について調べると、「自律神経の乱れ」という言葉もよく見かけます。

自律神経は、血流、呼吸、睡眠、内臓の働き、体温調整など、さまざまな身体の働きに関わっています。

そのため、身体の緊張や睡眠不足、ストレスなどと関係することはあります。

ただ、

「自律神経が乱れているから痛い」

と一言で終わらせてしまうと、目の前の身体を見ることが難しくなることもあります。

福粋では、「自律神経」という言葉だけで説明せず、

今どこに力が入っているのか。

どの動きで身体が変わるのか。

呼吸はどうなっているのか。

睡眠や生活では何が起きているのか。

そうした具体的な部分も一緒に見ていきます。

身体の状態が変わると、痛みの感じ方も変わることがあります

施術をしていると、痛い場所を直接強く触っていないのに、身体を動かした時の感覚が変わることがあります。

首や肩が少し動きやすくなる。

腰を動かした時の怖さが減る。

立った時に力を入れなくても立ちやすくなる。

呼吸がしやすく感じる。

もちろん、毎回同じ変化が起こるわけではありません。

大きく変わる方もいれば、ほとんど変化を感じない方もいます。

だから福粋では、

「これをすれば必ず良くなる」

とは考えません。

施術前と施術後で身体がどう変わったか。

変わらなければ、それも一つの情報です。

その反応を見ながら、次に何をするかを考えます。

福粋の整体で大切にしていること

整体院福粋 院長 坂本

福粋では、肩こりや腰痛があるからといって、最初から施術する場所を決めません。

姿勢を見る。

身体を動かしてもらう。

触れて反応を見る。

呼吸を見る。

そして、その時の身体に何が強く表れているのかを確認します。

強く押すことや、大きく動かすことを目的にはしていません。

また、たくさん施術すれば良いとも考えていません。

何をすれば治るかを先に決めるのではなく、
まず今の身体をそのまま見る。

そこから、必要なことを考えていきます。

肩こりと腰痛を別々に見ないこともあります

肩こりと腰痛は、別々の症状として扱われることが多いと思います。

もちろん、肩だけがつらい方もいますし、腰だけが痛い方もいます。

ただ、身体は一つにつながっています。

肩がつらい時に、腰や脚まで力が入っていることもあります。

腰が痛い時に、背中や首まで緊張していることもあります。

だからこそ、肩だけ、腰だけに答えを求めず、身体全体を見ていくことがあります。

肩こりを詳しく見たい方へ

肩こり・首こりについて、身体の動きや緊張、回復という視点から詳しくまとめています。

▶ 肩こり・首こりのページを見る

腰痛を詳しく見たい方へ

腰痛について、腰だけでなく身体全体の動きや負担も含めて詳しくまとめています。

▶ 腰痛のページを見る

最後に

肩こりや腰痛が長く続いていると、痛い場所ばかりが気になるのは自然なことです。

けれど、痛みが出ている場所だけを見ても分からないことがあります。

痛みは、身体の状態を知るための大切な情報の一つです。

「もっと強く押せばいい」

「もっと頑張って動けばいい」

という答えを先に決めるのではなく、

今、この身体はどうなっているのだろう。

と見るところから始めてもよいと思います。

福粋では、無理に通っていただくことを目的にはしていません。

今の肩こりや腰痛がどのような状態なのか。

整体で見ることができそうなのか。

まず身体を確認しながら、一緒に考えていきます。


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